テント泊にチャレンジ!

 テント泊デビューの装備とノウハウをこっそり教えます

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このサイトは基本的に、「夏山の小屋泊まり登山からテント泊にステップアップする人」をターゲットにしています。でもでも、夏山の次に目指すのは、やはり冬山。夏山テント泊から冬山テント泊にステップアップするノウハウや装備についても、このページで触れておきたいと思います。夏山一般路の装備にプラスする形で進めます。個々の装備については、装備リストを参考にして下さい。

順序としては、いきなり冬山のテント泊というのは厳しいので、日帰りで冬山登山に慣れるか、八ヶ岳など営業小屋のあるエリアで小屋泊まりをして、まずは冬山の基本を身に付けるのが先決です。



 ◇ザック 

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無雪期一般登山では50〜60リットルあればよかったザックの容量ですが、冬山となると荷物が増えるので一回り大きなザックが必要になります。具体的には70〜80リットルでしょうか(2〜3泊くらいで)。

夏山から増える主な装備としては、アイゼン、ピッケル、スコップ,、ワカンの金物類。ただ、これらはザックの外に着ける場合が多いので、重さは増しますが、カサは増えません。かさばるといえば防寒装備。シュラフは夏に比べると2回りくらい大きくなりますし、上下ダウンかフリースが必要で、手袋やら帽子、靴下なども侮れません。

 ◇シュラフ 


真夏の山なら夏専用のシュラフかシュラフカバーだけでも寝ることができます。秋山となると3シーズンが必要になります。この3シーズンというのが曲者で、カバーする範囲が難しいところです。残雪期の冬山なら3シーズンを持って行く場合もあります。

真冬の山となると、山域にもよりますが、マイナス20〜30度くらいは想定しておきたいところ。シュラフは温度域によって商品が分類されています。どのレベルの温度まで想定するかで、購入するシュラフが決まるのですが、ここが悩みどころなんですね・・・。もちろん低い温度まで対応してるほうがいいんですが、そうなると当然のことながら重くて大きなシュラフになってしまいます。値段も比例しますし。

私が考える結論としては、年末年始の3000m級の山を想定するなら、限界温度をマイナス30度、快適温度をマイナス20度の商品を買っておけば無難と考えます。予算に余裕のある方は、質の良いシュラフにしましょう。軽くてかさばらないので。ただ、メーカーによって温度の基準が異なるのが難しいところですが・・・。

また、シュラフのレベルを一つ下げて、着る物でごまかすという手もあります。例えばダウンの上下を着込んでシュラフに入ると、かなり暖かいものです。ダウンの上下を持っていれば、寝袋に入る以外の時間でも暖かくて快適です。この方法はかなり効率が良いと考えます。

結論。これを書くと逆に悩んでしまいますが、寒さの感じ方には個人差があります。同じ温度でも「寒かった!」という人もいれば、「全然寒くなかった」という人もいます。寒さに弱い人は限界温度マイナス30度のシュラフ。強い人はマイナス20度のシュラフにしましょう!高価なものなので、試しに買ってみるというわけにいかないのが、シュラフ選びの難しさです。
 
 ◇登山靴 

当然のことながら冬山に対応した登山靴が必要になります。10年前くらいまではプラスチックブーツが主流でした。防水性は完璧ですが、重くて劣化するので、今はレザーが主流です。登山靴もどの程度の物を買うのか、悩んでしまうところ。

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厳冬期のアルプスを目指すのなら、やはり頑強な重登山靴は必須。仮に金額にすると5万円前後でしょうか。ハイカットで靴自体が堅いので、フィット感は夏の靴よりもシビアに選ぶ必要があります。夏の靴なら履いてるうちに靴の方が馴染みますが、冬の堅い靴はそう簡単には馴染んできません。靴が合わないと苦痛です。雪のあるところはクッションになってマシですが、足に合ってない靴で雪のないところを歩くと、悲劇です。年末年始の山ですと、林道や地道を歩くことは多いので・・・。

 ◇ウェア、防寒着 

◆上半身

化繊の肌着+薄手の長袖シャツ(当然化繊)+フリースなどのアウター兼中間着+ジャケットという重ね着です。カタカナ言葉でレイヤリングというヤツです。その時の気温や天候にもよりますが、樹林帯で無風の登りの時は、ジャケットは着ないことの方が多いです。暑いです!天気が悪い時や稜線を歩く時は当然ジャケットを着ることになります。

無雪期と違うのはジャケットですかね。フリースは多少生地が厚くなる程度。冬山用のジャケットというのは、レインウェアよりも防水性は落してあります。寒い時の雪は濡れませんから・・・。そのかわりに生地を厚くして、ポケットやフードなど、より機能的に設計されています。ジャケットの詳しいお話はキリがないので、ここでは省きます。

◆下半身

化繊の下着+インナータイツ+オーバーパンツが定番。オーバーパンツはジャケットとコンセプトは同じです。インナータイツはフリース製のものや、今が流行りのサポータータイツが主流かな。下半身は暑さ寒さに鈍感なので、脱いだり着たりというのはほとんどしません。

アウター(ジャケット・オーバーパンツ)は条件によってはレインウェアで代用できます。条件とは・・・残雪期、2000mくらいの中級山岳、気温が高いと予想される時・・・などです。残雪期は逆にレインウェアの方が向いている場合もあります。雪が融ける気温だと、防水性に優れたレインウェアの方が快適です。

◆小物類

・帽子・・・フリースかウールのものを。ネックウォーマーや目出帽も揃えておきますしょう。
・手袋・・・こちらもフリースかウールで。インナーとオーバー手袋も必要。2セット持って行くのが基本。
・靴下・・・靴に合わせることになるけど、足が冷たくなる人が多いので、重ねて履くことが多い。
・ゴーグル・サングラス・・・風のある稜線ではゴーグルを、それ以外は暑いのでサングラスかナシで。
・スパッツ・・・ロングスパッツです。靴に雪が入ってこないように。
 
 ◇その他  ⇒⇒⇒ ここが重要!

◆アイゼン・・・こちらに詳しく書いてみました

アイゼンにも種類があります。夏の雪渓でよく使う軽アイゼン。さすがにこれでは使い物になりません。12本爪か10本爪で縦走用やアイスクライミング用などがあります。装着方法も種類があって、バンドのみで締めるタイプ、パッチン!とワンタッチ式のもの、中間のセミワンタッチ式(バンドとワイヤーを併用)のもの。店にズラズラと並んでますが、用途、装着方法、メーカーの3つの項目があるのです。

どれでも装着できるというものではありません。登山形態と自分の持っている登山靴に合うものを選択することになります。初めて買う場合はお店の人に聞きましょう。もちろん靴持参で。

◆ピッケル
・・・こちらに詳しく書いてみました

最近ではピッケルの種類が多くなってきてます。アイスクライミングで使うバイルは、ここでは範囲外とします。以前は60センチ前後の長さの品揃えがほとんどでしたが、最近では軽量で短いピッケルが多くなっています。これは残雪期や山スキーで使われています。一般的な冬山では、やはり縦走用のピッケルを購入しましょう。

順序は逆になりましたが、そもそもピッケルの用途って何なんでしょう?アイゼンが発明されるまでは、足場を切るのが主な役目。アイゼンのある今は、一番の役目は杖なのです。だから杖として使うことを前提に、長さを選ぶのが賢明です。あと、役目としては滑落停止が最重要。その他の使い道としては、雪壁を登る、確保の支点に使う(スタンディングアックスビレイ等)、氷を砕く、靴に着いた雪を落とす、テントのペグ代わりにする。竹ペグを掘り起こす・・・等々。

◆ストック

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雪山登山といえば、ピッケルを片手に歩くイメージがあります。確かにそうなんですが、ピッケルが必要な部分というのは限られています。滑落の危険のあるところです。それ以外のところでは、ピッケルよりもストックの方が断然歩きやすいものです。ですので、ピッケルとストックの両方を持って行くことをお勧めします。滑落の危険があるところでは、右手にピッケル、左手にストック・・・なんてスタイルもよくやります。





◆スコップ
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スコップはもちろん雪を掘るのに使います。山スキーでは1人1個の個人装備ですが、普通の冬山登山では、パーティーに1個の共同装備扱いで良いと思います。テントスペースの整地やブロック掘り出し、水用の雪を掘
り出すのが主な役目です。たくさんの種類が販売されてますが、分解できるスコップが便利です。万が一の雪崩に埋まった時はスコップがないと掘れません。

◆竹ペグ

夏のペグは雪の上では使い物になりません。一般的なのは竹をプレート状に割って、それをアンカーにしてテントを固定します。竹ペグに予めヒモを付けておくと、作業がはかどります。竹ペグは登山用品店ではあまり売ってないのかなあ・・・。ほとんどの人が自作していると思われます。竹を平たく割って、ヒモを通しておけばいいだけです。なければ木の枝や割り箸を十字にして代用できます。翌日テントをたたむなら、ピッケルとスコップをアンカーにできますが、夜中に除雪の必要がある時はスコップは使えません。

◆ビーコン・ゾンデ棒

基本的に山スキーの装備と考えてよいでしょう。山スキーは雪崩が頻発するエリアがフィールドになります。それに対して登山の場合は基本的に雪崩の起きない地形をルートに選びます。時には雪崩発生地形を避けられない場合もありますが・・・。あるにこしたことはないけど、特に持たなくてもよいとボクは考えます。

  
   雪崩ビーコンの比較・選び方



◆マット
夏はクッション的な意味合いが強いマットですが、冬は冷たさを遮断するという重要な役目となります。銀マットよりも断然エアマットの方が暖かいです。ただ、足の部分は必ずしも必要でないと思います。足の部分にはザックを敷きましょう。また、夏は不要と思われるテントマットですが、冬は必須と考えます。断熱はもちろんのこと、冬はテント内で炊事をすることが多いので、たとえ水をこぼしても拭きとることができます。

◆調理用具


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基本的に夏と同じでよいのですが、ガス缶は冬用の物を用意します。また、水を作る作業がありますので、コッヘル1つだけでは不足します。やや大きめのコッヘルがあると、水作りが効率的です。角型のコッヘルだと水が注ぎやすくて便利です。丸型の場合は漏斗を用意すると楽です。

◆水作りようの袋

冬山では雪を溶かして水を作ります。きれいな雪を袋に確保して、テントの中(前室)に持ち込みます。たくさん雪を確保したつもりでも、水になると縮んでしまいます。スーパーの袋は大きい目の物でも1人分くらいの水しか作れません。何度も外に雪を取りに行くのは面倒なので、ゴミ袋くらいの大きさのものを用意します。水作りは地道な作業ですので、他の作業と並行してやりましょう。

◆たわし


テント内にはできるだけ雪を持ち込まないようにします。テントの中では雪は融けますので、雪だらけになると水だらけになってしまいます。たわしを用意して、テントに入る前には極力雪を落とすようにしましょう。

◆GPS

基本的は地形図とコンパスなのですが、のっぺりとした尾根でホワイトアウトになると、どうすることもできなくなる場合があります。右も左も前も後も上も下もわからなくなります。もしものためにGPSはあった方がよい装備でしょう。機械なので壊れることもあるし、電池切れも考えられます。全面的に頼ることはリスクが高いので、地図を読む習慣を付け、読図のスキルアップに心掛けましょう。

   

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☆登山用GPSの比較・選び方

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