快適テントスペース選び
テント場に到着したら、まずは快適スペース探し。受付で場所を指定されるところもあるけど、ほとんどは早い者勝ち!札や看板をくれるところもあります。ただ、小さいテントなのに、大きなスペースを取ってしまうのはマナー違反。自分のテントなりのスペースを選びましょう。
では、快適スペースとは具体的にどのようなスペースなのか・・・風当たりが弱そうで、人通りの少ない場所。便所からは遠からず近からず・・・。それでロケーションが良ければ言うことなし!。敷地的には平らで小石などの凸凹が少ないこと。団体さんの近くに張らないってのはミソですな。うるさい。
学生は遅くまでうるさくないかわりに、朝の出発が早いです。夜明け前から撤収を始めるので、ランプをビシビシテントに照らしてくるので目を覚ましてしまいます。避けるのが無難。
夏山シーズンの土日、お盆、体育の日3連休などは大混雑するので、できるだけ早めにテント場に着くよう行程を組みましょう。とんでもないところに張る羽目になったことが、何度かあります。
テント設営
テントを張るスペースが決まったら、テントを立てちゃいましょう!・・・の前に、ボクの場合まずは米をといで水に浸けておきます。長く水に浸けておくと、米炊きの失敗が減ります。芯が残りにくいのです。
で、いよいよテント設営!・・・の前に、ボクの場合は缶ビールを開けちゃいます。どのタイミングで飲むビールが一番旨いか・・・?もちろん到着直後でしょう。テントを張る前にビール飲むなんて不謹慎だと言われたことがあるけど・・・。学生じゃないんだし、そのくらい大目に見てくれ。日が落ちて寒くなると、ビール飲む気がしなくなるからね・・・。
さて、やっとテント設営!そのテントの立て方に従って立てましょう(?)。入口を風下に(寝ている間に風向きが変わることもあるが・・・)、スペースの傾斜と頭の位置を考えます。景色の良い方に入口を向けるのもアリ。
単独で風が強い時は苦労します。いろいろと技はあるけど、一般的なのは石の利用かな。テントの隅に石を入れて飛ばないようにしておいてから、ポールを通すと無事立ち上がります。また、張り綱はしっかりと張っておくことが大事。強風に対抗するには、張り綱しかありません。
テントが立ったら、荷物を中に入れます。どこに何を置くか、パターン化しとくといいですね。いちいち探さずにすみます。
食事
まあ、食事は十人十色。ポリシーとかこだわにが出る部分。生ものを持ってきて、ちゃんと調理しないと気が済まない人。米だけ炊いて、レトルトかけて食う人(ボク)。アルコールがメインで、食事はつまみ中心の人。
ここでは書き切れません。回数を重ねるうちに自分なりのスタイルが出来上がるってもんでしょう。
ポリタン(今はプラティパス系が主流)に朝までの水を確保しておきましょう。とくに水場が遠い場合。途中でなくなって汲みに行くのはとっても面倒なもの。ポリタン時代ならまだしも、プラティパスなら軽くてかさばらないので、1人の時でも4リットル分くらいあってもいいと思います。
就寝
ま、寝るだけなんですが・・・。
寝る前に火の元と戸締りを確認。そして、枕元にヘッドランプ、時計、水を置いておきます。
快眠装備としては耳栓が重宝します。テントの中は自分たちだけの世界。外に丸聞こえなのを忘れて話は盛り上がるもの。楽しい話なら聞き入っててもいいけど、つまらない話は耳障り。快眠妨害となります。いびき対策にも耳栓は必須アイテムです。
テント撤収
とくに難しい話はありません。朝食が終わったら出発準備。テントを撤収します。
露がビッシリ付いている場合は、テントごと揺するとだいぶ落ちます。時間に余裕があって、太陽が出そうなら、張ったまんまにしておくとすぐに乾きます。
ペグと張り綱を全てはずし、ポールをはずす前に、テントを組み立ったまんまで入口を下にして、中のゴミを全部出します。大きなゴミはちゃんと拾っておいてね!
厄介なのが雨の日。晴れてたらテントの中の荷物を外に放り出して撤収できるけど、雨だとそうはいきません。ボクはいつもテントの中でテント以外のものをザックに詰め込み、レインウェアを着ます。あとはテントを詰め込むだけに状態にしておいて、テントをたたみます。まあ、当たり前と言えば当たり前の話なんですが・・・。