テント場に着いて最初にやること 我が家のスペース探し

テント場に着いて最初にすること テントスペース選び

テント場に着いてまずやること!これから一夜を過ごすテントスペース選びです。早い時間に着けば、よりどりみどり。遅い時間の到着でも、できるだけマシな場所に張りたいところ。では、どんなスペースが好条件な場所なのでしょう?ワタクシ自身が意識しているテントスペース選びを余すところなく紹介したいと思います。

テント場のスペース選びはマイホームの土地選びに似てますかね。あんまり似ていないですかね…。でも似てるところも!ご近所付き合いが煩わしくないところ(うるさくないところ)、自然災害のリスクが低いところ(風や雨の影響が少ないところ)、公園が隣接しているところ(テントの外でのんびりできる場所がある)、スーパーやコンビニが近い(トイレや山小屋)、などなどかな?優先順に書いてみますかね。

※テントスペース選びの前に先に受付しなきゃいけないところがあるので注意!

広いテント場なら端っこをキープすべし!

テント場に着いて、まだ選びたい放題な状況なら、できれば端っこに張りたいところ。まあ、だいたいは端っこから埋まっていくんですけどね。混雑してきた場合、四方を他のテントに取り囲まれるより、四辺のうち一辺でも他のテントがないと落ち着きます。また、その場所がのんびりできるスペースになったり、荷物を置いたりできるスペースになります。

まだスペースはガラガラ 選びたい放題

風の影響を受けにくい樹林の脇など

無風快晴なら気にすることはないです。森に囲まれたテント場でも気にすることはないです。稜線の吹き曝しのテント場で荒れると、テント倒壊の恐怖で眠れません。しなるポールを必死で足で支えたりした経験あり。

できれば風上側に灌木でもあると心強いですね。風除けになりますし、そこから張り綱とることができます。強風が予想される場合は、灌木じゃなくても少しでも風の通りの弱そうなところを選ぼう!ただ、だいぶ前の話ですが、風上側に防御を集中してたら、夜中に風向きが変わってしまい、無防備の側から攻められテントがつぶされたことがありました。前線が通過したんでしょうね~。小屋に逃げ込んだ…泣

風に対しては四隅のペグより、張り綱の方が対抗力があります。大きな石で固定して、綱はピンピンに張っておきましょう!

湿った窪んだところは晴れ以外はNG

他に比べて湿っぽいところは、雨が降ると水が溜まりやすい。誰が見ても一目瞭然だと思います。溜まるところは最悪だけど、水の通り道も避けたいなあ。以前、激しい夕立が降った時、テントの床下を水が流れていくのを感じました。床がタプタプ~

今持ってるテントはどれも床が穴だらけ。プラネタリウムになってます。水たまりになれば、間違いなく床の穴から水がしみ出してくるはず。

団体さんが来なさそうなところ 学生や若者団体

学生さんの団体さんが隣に来ると賑やかです。昼間は賑やかでも大丈夫。学生さんは夜が早いので、寝る頃には静かになってるはず。問題は早朝、というか未明。学生さんは朝が早いので、2時とか3時とかからガチャガチャやり始めます。ヒソヒソ声にレジ袋の音…。極めつけはヘッドランプをテントに当ててくる。こうなったら眠れません。

山岳会系の団体さんは宴会しに来てるので、遅くまで賑やかなことが多いです。ボクも団体さんの一部となって来ると、酔っぱらって遅くまで騒いじゃうことも…。何度か『静かにして下さい』と注意されたことがあります…反省

ひと昔前よりも、テント場の夜は静かです。以前は宴会してるグループが多かったけど、今のご時世は団体で来ててもテントは一人一張りな場合が多く、夕飯食べたら個室に戻っちゃいます。そのぶんなのか、朝は以前よりも早くなった気がします。

混雑した際に隣との距離を取れるところを

仕切りのないフラットなスペースは、どうしても密集しがち。木造家屋が密集してる下町みたいな感じ。孤立したスペースだと、ある程度のディスタンスは取れます。ここは張れないだろうってとこに隣接する形で張れば、片側だけでも密集から逃れられます。設営や撤収の時にその場所に荷物広げられるし。

密集してもテントに入れば同じなので、優先順位は落としてもいいのかな~。ただ、隣近所の張り綱が雲の巣のように張り巡らされると、夜中トイレの際に引っかかったりしそう。

張り綱を固定する大きな石がたくさんあるところ

ま、遅く着けば大きな石は残ってないのが常。何はともあれ、早く着くのが良いテン場をゲットできる最大の方法。当たり前だけど。大きな石がたくさんあると、張り綱だけでなくて椅子にしたり食卓にしたりできます。

ただ、早くテン場に着きすぎるとヒマなんですよね~。ウロウロするところがあればいいけど。天気悪かったりすると、テントに引きこもるしかないし。チビチビ酒飲んで、チビチビとツマミを…。

傾斜がなくてフラットなスペース

これは言わずもがな。誰が好んで斜めった凸凹な場所を選ぶでしょう…。だいたいのテント泊入門みたいなサイトには、平坦で石ころのないスペースが最優先で載ってます。まあ、それは大前提な条件かな~。前にも書いたけど、劣悪じゃなければ、少々凸凹あっても体に馴染んじゃいます。自分なら、それよりも周囲の環境を選びますね。防災と立地です!

暑い時期は夕方日陰になる方向を、寒い時は逆を

真夏の無風快晴なクソ暑い日、いくら北アルプスの稜線でも灼熱地獄になります。そんな時は西側に灌木とか丘のようなところがあると、夕方の日没が少し早まります。灌木の陰に避難することもできます。陽が陰ると一気に冷えますけど。朝は寒いので、早くから日が当たって暖かいし、テントが早く乾きます。のんびりする朝の場合のみですが。

寒い時は逆にすればいいけど、寒ければテントに入っちゃいますからね。個人的には暑さの方の対策をしたいところ。

テントを張るスペースが決まって、場所をキープできればもう安心。慌ててテントを張る必要ナシ!寝るまでに張ればヨシ!まずはビール!テント場に到着した時が一番ノドが乾いてるので、ビールは一番美味しい時に飲もう!飲みながらのんびテントを張るのが自分流です。

自分のテントのサイズに合ったスペースに張りましょうね~

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